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20061028

千葉県にある海上自衛隊下総航空基地で開設記念行事の一環で展示飛行や体験搭乗が行われた。
 私はUH-60J救難ヘリコプターの体験搭乗に往復はがき(100円)を投資して競争率14倍の狭きドアを開けようとするも、「残念ながら〜」返信はがきが返ってきた313人中の1人である。応募初年で当選するほど世の中甘くないとよく言われるが、そのとおりだと思って来年も挑戦したい。
 ヘリの体験搭乗20分がどれだけの価値があるのか。機種などの条件が違うものの、遊覧飛行や航空写真・撮影を手掛けている朝日ヘリコプターの料金システムによれば、チャーターの場合5人で85000円。1人あたり17000円と大島を空路で往復できそうな額になるのだ。ヘリポートの周囲を飛ぶために多くの資金は費やせないので、今後もヘリに搭乗する確かな予定は無い。
 交通手段が少ない、来年の展示機に期待、(体験搭乗できない、)の理由を自分で挙げた上で納得して本年はパス。とはいえ自宅から眺められる唯一の航空イベントなのでレシーバーと双眼鏡でウォッチ。傍受した情報は洩らせないので双眼鏡で視認した動きだけ書くと、遠くで下総の機体がブンブン飛び回っていただけである。限定販売商品は「買ってから悩め」が鉄則だとしてもイベントは「行ってから悩め」ないので判断は難しい。
 視程が悪く10キロメートル先の下総上空を飛ぶ機体はすべて背景と同じグレーになり、住宅・マンションの建設で知らないうちに狭くなった視界によって、途中で見失うと視界への復帰は困難になる。小柄で警戒色塗装のUH-60Jでさえ虚しく雲に溶けた状況下においてもP-3Cの3機編隊の巨大な機影だけは際立っていて、行動が分かれる展示飛行開始の空中開花までは追うことができた。会場寄りの機は西側へ、中、外側は東側で旋回すると見えなくなった。
 その後体験搭乗の関係でYS-11T、P-3Cが十数回上空に飛んできたが、デモフライトの様な高機動機としての激しさはどこにも無く、旅客機らしい一面を垣間見た。こういうのも“デレ”と言ってもいいのかもしれない。自衛隊機を何でも残虐で卑劣な武器と見なして排除しようとする人たちにも、こういった柔軟な物の見方ができるようになると新しい発想(世界?)が生まれてくるのではないだろうか。
 思わぬ上空通過機があった。来週ツインリンクもてぎ(栃木県)で開催される「“オートボルテージュ”エアロバティックス日本グランプリ」の参加機らしき2機の同じ飛行機がフォーメーションで南へ飛び去った。弧を描いた細くて折れそうな脚がつき、角張る翼に上半角は見えないのだから、きっとそれだろう。下総に飛来していれば行ったのに。
 外来機RTB予定の1610頃になると陽が落ちかけて視程も低下。ランウェイ01使用で上空に一機も飛んでもらえず、飛行機三昧の1日が終わった。
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